恋よ 恋

 

「ふたりの心がぴたりとひとつに?
万に一つの奇跡よね
それとも思い違いの幻想かしら」

期待せぬのがよろしいようで

恋よ 恋 

それでも恋は 異なもの味なもの

色は匂へど散りぬるを
いずれ散りゆく运命ならば

「鳴かぬ蛍も悪くないわ
真夏の夜に身を焦がしましょう」

恋よ 来い




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・縁は異なもの味なもの

・恋に焦がれて鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が身を焦がす

 

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