身丈に合った 人ではないとわかっていながら 恋をした明日は朽ちても 私にとって一生一度の 竹の花雨よ叩けよ 風よ風よ吹け吹け生かすも殺すも あなた次第…あゝこれでいいの 性根をすえて 念仏寺色づく紅葉 待ちきれないで何故だかせかれる 恋でしたためらい傷さえ 焦れるままに渡って懲りない 渡月橋月よ照らせよ 雲よ雲よ切れてよ行方が見えない 恋の闇路…あゝこれでいいの!身を撃つ夜の 嵐峡