先日、桜だ、花見だ、とたいそうに桜を崇めることもない、などと勝手な批評をしたその舌の根も乾かぬうちに、霊峰富士の麓に桜見物(兼お墓参り)に行って来ました。
ソメイヨシノはひとつの蕾もなく全ての花びらが咲ききり、もうあと一歩で桜吹雪というこれ以上はない完璧な満開のタイミングでした。さらに、ふじざくら、枝垂桜と様々な桜や、ピンクの深山つつじ、黄色のレンギョウ、赤い椿、白のこぶし等等、まさしく百花繚乱。てんこ盛りの桜と春を存分に味わった一日でした。眼福、眼福!
場所は富士霊園。この時期はここに眠る方々も、花見客がうるさくてさぞかしわずらわしく思っていらっしゃることでしょう。それとも、冬はほとんど訪れる人がいないそうだから、久々の生命の喧騒に囲まれて喜んでいるかしら?