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『1Q84』- 村上春樹 ~とりあえず読了~
数日前に村上春樹の『1Q84 BOOK3』を、やっとこさっとこ読み終わった。買ったのはいつだっただろう?2か月前か、或いは3か月前か。ずっと机の上に置きっぱなしになっていた。このままでは永久に読めないと一念発起して、本を枕元に移動させた。毎夜、最低でも2章ずつ読むことをノルマと課す。
ミリオンセラーの『1Q84』だが、購入した人のいったいどれだけが、本当におもしろいと思って読んだだろうか?私はかつて村上春樹の小説を、ページを繰る手が止まらないほどおもしろいと思って読み進めたことがない。
湊かなえの『告白』は違った。少し読み始めた途端やめられなくなって一晩で一気に読んだ。しかし読み終えた後、この作家の小説は二度と読むまいと決心した。こんな後味の悪い思いは二度としたくない。
村上春樹の小説は読むのがしんどい。おもしろいとは思わない。暗喩や象徴、記号的要素がいっぱいで、読みながら書かれていることの裏の意味を読み取ろうと必死に頭を働かせるので、大変疲れる。ストーリーは必ずしもおもしろいとは思えない。劇的な感動もない。けれど、新刊が出たら必ず読もう、読みたいと思う。
さて、これはいったいどういうわけだろう? おそらく私にとっておもしろいかおもしろくないかということと、作品への評価は別物なのだ。
村上春樹の小説はいったいどこがいいのか?『1Q84』はどこがいいのか?これからじっくり考えてみたいと思う。とりあえず、読了。
几天前,我终于好不容易看完了村上春树的“1Q84 BOOK3”。我不记得什么时候买的书,两个月前还是三个月前?把它一直放在桌子上。不行,这样下去永远看不完。我下了很大的决心,把书拿到枕边,然后自己规定进度每夜读最少两章节。
“1Q84”虽然是销售额在百万部以上的畅销书,但买的人中有多少人感觉读得真的有意思?我过去看他的小说时很少很有意思不由自主的手指不停地翻页。
与此相反凑佳苗的“告白”是开始读就不能停,一夜内一口气读完了。可是我读完就决定了以后再也不看这位作家的作品了,再也不想体验这种读完后的不愉快的感觉。
村上春树的小说,读起来很累。也不觉得有意思。充满着暗喻、象征与记号等因素,因为一边读一边为要理解里面的意思费力开动脑筋所以读得非常累。情节不一定非常有趣。也没有特别的感动。但是一旦出售他的新刊我肯定要买,想看。
这怎么回事?看来对我来说有没有意思和小说的评价是两码事儿。
但我还不太清楚村上春树的小说魅力在哪里?“1Q84”哪儿好?以后慢慢想想。首先报告读完。