今年の桜はピンク色が濃く、咲き方がとても綺麗という評判だ。開花が遅れ、寒さに長く耐えていたせいだろうか?
家から自転車で7、8分ほど走ったところの個人のお宅の庭に見事な枝垂れ桜がある。
下の写真は、その一本の大樹をいろんな角度から眺めたもの。枝振りが複雑で、見る角度によっていろんな姿が楽しめる。わざわざ見に訪れる人もいれば、通りがかった車が道路の端にゆっくりと寄って止まり、出てきたのが20代前半の若者で、うわぁ、すげえ、と言いながら携帯で写真を撮ってたりもする。縁もゆかりもない者同士が、同じ桜を見上げながら、その美しさを観賞するというのは、互いに言葉を交わさずとも心がいっとき交流しあい溶け合うようで、なんとも穏やかな心地にさせられる。
電線がなからましかばよからまし。