ニュースの不思議


 米国務省のメア日本部長(前駐沖縄総領事)が沖縄について「ごまかしとゆすりの名人」などと発言したことが話題となっている。
 これはいつどのような場での発言なのだろうと思ったら、昨年の12月3日、日本へ研修旅行に出かける予定のアメリカン大の学生ら14人に対し行われた講義でのことだそうだ。メア氏によれば講義はオフレコ(非公開)で行ったとのこと。
 アメリカのいち大学でのオフレコの講義内容が、なぜ三ヶ月経って、突然このようにニュースとして大きく取り上げられているんだろう?こういう政治的なニュースを、今載せようとか、いっせいに取り上げようとか、或いは記事にするのはやめようとか、いったい誰が取捨選択するのだろうと、いつも不思議に思う。

 日米関係に力を入れていた前原外務大臣が辞任に追い込まれたことと、沖縄のアメリカに対する感情を刺激するようなこのニュースと、これらは一連の動きなんじゃないかと思う。

 更に、民主党の土肥議員が韓国で、竹島が韓国の領土であると明記されている共同宣言に署名したというニュースも、この人が管直人の側近だという話とセットになって流されている。

 どうも、なんだか、雲行きが怪しい。現政権を一気に追い詰めようという包囲網が敷かれているような気がしてならない。

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