(体裁を整えて再送します)
[ニューヨーク 15日 ロイター] -
(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)
終値 17031.14(+43.63)
前営業日終値 16987.51(‐61.49)
ナスダック総合
終値 4518.90(‐48.70)
前営業日終値 4567.60(‐24.21)
S&P総合500種
終値 1984.13(‐1.41)
前営業日終値 1985.54(‐11.91)
15日の米国株式市場はまちまち。ハイテク株の下げが重しとなり、ナスダック総合
は7月以来の大幅な下落を記録した。一方、中国電子商取引大手アリババ?グループ?ホ
ールディングの新規株式公開(IPO)が週内に予定される中、S&P総合500種はほ
ぼ変わらずで取引を終えた。
ダウ工業株30種 は43.63ドル(0.26%)高の1万7031.14ド
ル。
ナスダック総合指数 は48.70ポイント(1.07%)安の4518.9
0。
S&P総合500種 は1.41ポイント(0.07%)安の1984.13。
アリババ?グループ?ホールディングの上場を控え、同社株の約23%を保有するヤ
フー は0.8%下落した。ヤフー株の出来高は7170万株と10日平均の2倍
を超える水準だった。
オニール?セキュリティーズ(ニューヨーク)のディレクター、ケン?ポルカリ氏は
、市場が「いくらか神経質になっている」と指摘。値がさ株を売って、アリババ株購入の
資金を確保する動きも見られると話した。
17日に終了する米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、投資家は慎重姿勢を強
めた。FOMC声明は、利上げ時期に関する手掛かりを提供する可能性がある。
ハイテク株では、フェイスブック が3.7%下げ、ネットフリックス
は3.9%安。S&Pハイテク株指数 は0.6%低下した。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)で最も上昇率が大きかった銘柄は、産金会社の
DRDGOLD で20%高。下落率が最大となったのは、個人向け金融サービス
サイトを運営するバンクレート で13.75%安だった。
NYSEで出来高が多かった銘柄では、バンク?オブ?アメリカ が0.3%
安、ノキア は2.27%高、ペトロブラス は0.98%上昇した。
ナスダックで出来高の上位を占めた銘柄では、アバニア?ファーマシューティカルズ
が85.3%の急騰。アップル は0.03%下げた。
NYSEでは下落銘柄数が2021だったのに対し、上昇銘柄数は1031。ナスダ
ックでは2092銘柄が下げ、638銘柄が上昇した。
BATSグローバル?マーケッツによると、米取引所の出来高は合計で約55億10
00万株となり、今月これまでの平均である56億株より若干低い水準だった。