アリババのIPO、中国政府系ファンドや投資会社が株式売却
2014年 09月 8日 16:58 JST
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[香港 8日 ロイター] - 中国の電子商取引大手アリババ?グループ?ホールディングIPO-BABA.Nは、新規株式公開(IPO)で最大210億ドル以上を調達する見通し。IPO仮条件レンジの上限におけるアリババの企業価値は約1630億ドルとなる。
第2位の株主、米ヤフー(YHOO.O: 株価, 企業情報, レポート)はすでに保有株の一部を売り出すと表明しているが、先週末にアリババが当局に提出した書類で、ヤフー以外にも複数の企業と個人が売り出しを予定していることが明らかになった。
アリババの取締役や役員が1つのグループとして売り出す株式はヤフーに次いで2番目に大きく、合計で12億3000万ドルを調達する可能性がある。アリババは株式を放出する幹部の名前を特定していない。
この他、中国の政府系ファンド(SWF)である中国投資有限責任公司(CIC)[CIC.UL]やシンガーポールの政府系投資機関テマセク?ホールディングス[TEM.UL]、サウジアラビアのオラヤングループ、複数のプライベート?エクイティーなどが保有株を売却する。