篠山紀信氏を公然わいせつ容疑で書類送検
1月25日11時17分配信 読売新聞
写真集用のヌード写真を公道などで撮影したとして、警視庁は25日、写真家の篠山紀信氏(69)と、モデルの20歳代女性2人の計3人を公然わいせつ容疑で書類送検した。
発表によると、篠山氏ら3人は2008年8~10月の夜間、写真集「NO NUDE by KISHIN 1 20XX TOKYO」(朝日出版社)の撮影のため、東京都江東区有明1の有明北橋など計12か所で公然と裸の写真を撮影した疑い。3人とも容疑を認めている。
同庁幹部によると、篠山氏は「昨年が写真家として活動50年にあたり、記念碑的な作品を作りたかった。申し訳なかった。配慮が足りなかった」と反省しているという。写真集は昨年1月に出版され、都内の墓地やJRの線路内などで撮影されたヌード写真が約60ページにわたって掲載された。
書類送検について、篠山氏の事務所は「最終的な処分が出るまでコメントはしない」としている