中国、4~6月GDPは10.3%増=景気過熱感が後退、2けたは維持
7月15日11時37分配信 時事通信
【北京時事】中国国家統計局は15日、2010年第2四半期(4~6月)の国内総生産(GDP)が実質で前年同期比10.3%増加したと発表した。伸び率は前期を1.6ポイント下回ったが、3期連続で2けたを記録した。
中国政府は今年に入って預金準備率を3回引き上げ、不動産バブル対策を打ち出したほか、過剰生産能力の解消を加速させるなど、金融危機対応からの出口戦略を本格化させており、一連の政策効果が表れ始めている。
今後は比較対象となる昨年の数字が高くなることもあって、GDP伸び率はさらに鈍化する見通し。景気は第1四
中国政府は今年に入って預金準備率を3回引き上げ、不動産バブル対策を打ち出したほか、過剰生産能力の解消を加速させるなど、金融危機対応からの出口戦略を本格化させており、一連の政策効果が表れ始めている。
今後は比較対象となる昨年の数字が高くなることもあって、GDP伸び率はさらに鈍化する見通し。景気は第1四