三億分の一; 命を大切にしましょう 

東大阪市の中学校教諭、山下文夫さんは「命の尊さ」を伝えるため、生徒にユニークな教育をしています。それは男性の精子に見立てた米粒を机の上にばらまき、一粒一粒数えさせ「自分」を探させるというものです。「三億個の精子のうち、卵子まで達するのはたった一個。三億という数字がどれくらい大きなものか、君らの命がどれほどすごい確立で生まれたのか、それを体験して欲しい」。 クラスの四十名全員で二時間を掛けて真剣に数えましたが、三億にはほど遠い10万粒までしか数えられませんでした。ある生徒が「自分がこの世にいることが奇跡だと思った」と言う感想を述べました。それに対し、「自分の命の尊さは分かったと思うけど、それは隣の子も同じ。自分の前後の友達も、斜め横の友達も、みんな三億分の一だということをよく考えて」と山下教諭は命の尊さを訴えました。私たちの命も三億分の一です。この命が与えられたことに感謝しましょう。

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