父と一緒に駐車場の一部に大きな物置を建てた。残暑の炎天下、汗だくになって組み立てた。説明書どおりに組み立てるだけとはいえ、建物を一つ建ててしまうのだから、なかなかの大仕事でもあり、相応の満足感を得た。
アスファルトの地面が水平でないので、ブロックを置き、練ったセメントで高さを調節した。それが基礎工事で、その上に床を張り、四隅に柱をたて、壁のパネルを張り、屋根を乘せ、棚を添えつけ、扉をはめて完成。すべてボルトだけで出来上がる。
さあ、終わったと、掃除をしていたら、父から
「おい、これ、外側のボルトに全部かぶせてくれよ。」
と手渡されたものは、ボルトのキャップだった。外側に見えるボルトの金色が、物置全体の淡いグレーの概観にそぐわないため、ボルトにグレーのキャップをつけるのだ。
一分の隙もない部品設計に、日本のものづくりの素晴らしさを実感した。
我与父亲在家停车处的一部分盖了较大的堆房。残暑的烈日下,我们汗流浃背地组装了堆房。虽说只按说明书那样把材料组装就可以,但盖一个建筑物对我来说还是个大事业,得到了相当于完成一个大事业的满足感。
因为柏油的地面不平,所以首先把十几块石砖搁置在地面上,用混凝土调整了高低,那就算是基础工程。其后铺地板,在四角支起柱子,镶壁板,装屋顶,把柜子装在里面,镶上正面的们就完成了。全部只用螺丝就可组装。
我以为全部的过程都完了而正在打扫时,父亲说着
“哎,用这个,盖上外面的全部螺丝。”
交给我了螺丝帽。因为螺丝都是金色而从外面看上去跟整个的堆房浅灰色的外观不适合,所以应该用灰色的螺丝帽盖上螺丝。
这种日本的制造行业万份周到的设备使我赞叹不已。