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中国ドラマ『蝸居(カタツムリの家)』~後半~
中国ドラマ『かたつむりの家(蜗居)』を、4分の3ほど見終わった。
前回、リアルすぎて見るのが辛い、と書いた。感想が二転三転して申し訳ないのだけれど、後半になって、またがぜん面白くなってきた。
マイホームを手に入れるため節約生活を続けた夫婦が、ようやくマンション購入までこぎつける。あとは建築中の建物の完成を待つばかりとなるが、その間に、夫が事件に巻き込まれ警察に捕まる事態が発生する。これは夫がアルバイトで個人的に依頼された設計に関わることで、妻は、自分がマイホーム購入に拘ったことが原因だとひどく後悔する。
自分が夫の稼ぎが悪いと尻をたたいたからいけなかったんだ、夫が助かるためならマンションを売ったっていい、一番大切なのは夫なんだ、そもそも地元で両親や子どもといっしょにのんびりとした生活を送ってればよかった、と今までの自分の欲望が根本的に間違いだったことに気づく。
こうしてストーリーだけ書くと、なんだか道徳的教訓のように思われてしまいそうだけれど、脚本(セリフ)と役者の演技がとてもよく、流れが自然だし、前半があまりにも殺伐としていたので、人の温かな感情のやり取りが見る者に安心感をもたらす。
“善良な市民”である主人公夫妻の物語と平行して、不倫に走る妹とそのお相手の高級官僚との関係も、次第にお金だけの結びつきでない様相を帯びてくる。高級官僚がその若い女の子に惹かれたのは、彼女が、白血病で早世した大学時代のマドンナにそっくりだったからで、彼は彼女との関係の中に、自分の青春時代の面影を追っていた。一方、彼女の方も、結婚を約束した同世代のボーイフレンドよりも、年配の男の包容力のある落ち着いた態度に心から惹かれていく。
損得勘定や欲望だけで動いているかのような前半のお話から、だんだんと、人の温かな感情や抜き差しならない繋がりを描くようになってくると、ドラマはずっと面白くなってきた。
さて、結末は如何?
我看完了中国电视剧“蜗居”全篇的四分之三。
上次我在这博客上写过,“这部剧太现实了,看腻而够烦”。可是我后来看后半时,觉得越看越有意思。
前半的故事表现的是把物质与欲望为主,这有点枯燥无味。不过后半慢慢开始描写人的温暖的感情与进退两难的人际关系,这就有意思了。
还不知结尾如何。