新しく整備された河川敷の公園へと足を延ばしてみたら、びっくり。イングリッシュガーデン風の花壇ができあがっていた。公園の花壇といったら、普通、幾何学的に整然と並べられたものがほとんどなので、これはめずらしい。優しげな草花たちが何種かごちゃまぜになって植えられている。近頃は役所も粋な事をするじゃないかと感心した。
芝生の上に群生する「ねじり草」。ねじれ具合に、それぞれ個性がある。一本でスッと立ってる澄ました美人がいるかと思えば、二、三本寄り添っておしゃべりしてるかのような可愛らしいのもいる。ああ、これが可愛い、これも形が面白い、などと目移りして次から次へと見ていたら、時間があっという間に過ぎていった。
名も知らぬ草花たち。
黄色いのは月見草?夕刻に、まだつぼみだ、これから咲くんだろうかと、他の花の写真を撮って、もう一度目をやったら、さっきのつぼみがいつの間にか咲いていた。ほんの数分の間だったのに。
最後の赤いのは、花じゃなくて実。